自分で全部作りたいという欲求と効率の狭間

先日、大学時代の研究室のOB会で、あるOBがプレゼンテーションでこんなことを言っていた。

「僕はこのシーンが大好きなんです。」

そう言って彼が見せたのは、映画アイアンマンの主人公が、自宅の実験室のようなところにこもって、一人で淡々とロボットを作っているところだった。

多分、一般的な感覚からすれば、ちょっとこいつ変なやつだな、って思うのかもしれない。

でも、僕は彼の言っていることが、すごく腑に落ちた。

「そうか、僕の根源的な欲求もこれだ」

と。

一人で自分の好きなものを作り上げてしまう、スーパーエンジニア。

それによって自分の求める世界を自分の周りにいとも容易に構築してしまう。

僕はこれになりたかったのだ。

僕は昔から、映画に出てくる尋常じゃなく頭のいいキャラクターに惹かれてきた。

これはきっと、彼らが大抵コンピュータを自在に操り、自分の思うがままに環境を変化させていく力を持っているからだったのだろう。

だが、これらはすべてフィクションで、現実には一人の人間が死ぬまでに得られる知識や技術、そして作れるアウトプットの数はたかがしれている。

実世界では、通常優秀なエンジニアを沢山雇い、これを実現するのだ。

だが、僕は根源的な欲求として自分の世界は自分の手で創りたいと思ってしまっている。

これをどうやって両立するのかが今後の課題みたいだ。

言語化できてスッキリした。

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